数理・データサイエンス・AI教育プログラムについて(文部科学省認定)

 数理・データサイエンス・AI はデジタル社会の素養として、あらゆる分野で活躍するために必要な知識・技術となっています。内閣府(政府)の「AI戦略2019」においては、「数理・データサイエンス・AI」を理解して活躍できる人材を育成する必要があるとし、その人材育成のための目標・仕組みとして、各大学・高等専門学校等における数理・データサイエンス・AI教育の取り組みを奨励するための認定制度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」が創設されました。

(参考):https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/pdf/230825sanko1.pdf

 岡山大学では、この取り組みとして、全学必修科目「数理・データサイエンスの基礎」科目で構成されている[リテラシーレベル]、ならびに全学部(学部単位)にて[リテラシーレベル]の次の段階となる(教育プログラム)[応用基礎レベル]の2つの教育プログラムを実施・提供しています。

なお、この2つの教育プログラムは、
* 令和3年6月30日付(認定有効期限:令和8年3月31日まで)
文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」
* 令和5年8月25日付(認定有効期限:令和10年3月31日まで)
文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」
に認定されています

 

履修・修了証について

 岡山大学のこれら2つの数理・データサイエンス・AI教育プログラムは、所属する学部の卒業要件に含まれる科目で構成されており、特別な手続きは必要なく、通常の履修登録で履修が出来ます。また、プログラム修了要件を満たす科目修得により、卒業時に修了証明書を発行することが出来ます。
 ぜひ、この機会にプログラムへチャレンジしてみて下さい。

 この2つの教育プログラムの概要・特徴ならびに修了要件(対象科目)につきましては、以下のURLをご覧ください。

「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」関連する質問・疑問について

  • 数理・データサイエンス・AIとは?
    「数理・データサイエンス・AI」は、数理モデルの手法やアルゴリズムを用いて、大量のデータを処理・分析し、そこから有益な情報(価値)を引き出すための学問です。「デジタル社会の読み・書き・そろばん」と言われるほど、現代社会を変革する原動力であり、ビジネス・科学・医療など、さまざまな分野での問題解決や意思決定の支援に役立っています。 
  • なぜデータサイエンスを学ばなければいけないのか?
    数理データサイエンス・AIの適用範囲は広く、あらゆる人がいろいろな場面でデータサイエンスと密接に関わる社会になっています。その際、ビッグデータを有効活用し意思決定や問題解決を行うデータサイエンスの知識やスキルを持つことが重要になってきます。
  • データサイエンスが近年重視されている理由は何ですか?
    現代社会において、デジタル技術の発展により、膨大な量のデータが蓄積されるようになり、またコンピュータ性能やAIなどの分析手法も急速な進歩により、効率よくデータ分析が可能となり、効果的な意思決定や問題解決の支援が行えるようになりました。また、Society5.0と呼ばれる社会の実現に向けて、数理データサイエンスAIの技術を活用し新たな価値を生み出し、その結果を人間にフィードバックすることで、経済発展と社会的課題の解決を両立することが期待されています。


 【お問合せ先】
  岡山大学 AI・数理データサイエンスセンター事務局

  TEL:086-251-7203
  E-mail:AngelsOffice7203◎adm.okayama-u.ac.jp 
  ※@を◎に置き換えています