AI・数理データサイエンスは現代社会を変革する原動力であり,今後もその重要性が増すことは疑いの余地が無いでしょう.その基本的な考え方やパラダイムを理解した人材を育成するとともに,さらに高みを目指した研究推進が求められる所以です.また,社会全体に関わっていることから,特定な分野に限ることなく多種多様な分野に亘った教育研究となることは必然だと考えられます.
このような考えに基づき,岡山大学では全学のセンターとしてAI・数理データサイエンスセンター(Angels:Center for Artificial Intelligence and Mathematical Data Science )を設置しています. Angels は,教育推進部門,研究推進部門,サービス推進部門の3部門からなっています.各部門の活動内容については,部門のページをご覧ください.
事の本質はデータにあると考えています.Angels は3部門が連携してデータ活用を推進していきます.例えば,サービス推進部門では,大学ならではのデータを収集するともに,教育推進部門,研究推進部門にこれらのデータを提供して新しい教材の開発や,ビジネスの可能性を模索しています.Angels は,大学発の新しいAI・数理データサイエンスの活用も目指しています.
センター長 阿部匡伸